標高986メートルのバー・デン山は「南部の屋根」として知られ、タイニン省のシンボルです。サン ・グループのサン・ワールド・バー・デン山リゾートのロープウェイが2020年初めに稼働してから、ますます多くの観光客がバー・デン山に登頂し、タイ・ニン省の美しい景色を鑑賞するために訪れています。
標高986メートルのバー・デン山は「南部の屋根」として知られ、タイニン省のシンボルです。サン ・グループのサン・ワールド・バー・デン山リゾートのロープウェイが2020年初めに稼働してから、ますます多くの観光客がバー・デン山に登頂し、タイ・ニン省の美しい景色を鑑賞するために訪れています。
長さ2,055.36mのヴァン・ソンロープウェイは定員10人のゴンドラが113あり、1 時間あたり4,400人の乗客を山麓からバー・デン山頂まで運ぶ。
週末にロープウェイでバー・デン山に遊びに来ていたのですが、ここには多くの観光客が来ていて驚きました。その中でもタイ・ニンに非常に近いからか(モック・バイ・タイ・ニン国境ゲートからバー・デン山までわずか約40km)カンボジアからの観光客を多く見かけました。
ロープウェイのチケットを買う列に並んでいる間、チケット売り場の係員に尋ねたところ、この観光エリアは週末や特別な休日に最も混雑しているそうです。ここでは探求の旅とスピリチュアルの旅の二つの観光を体験することができます。したがってロープウェイのルートも、これら二つの旅においてバー・デン山に登頂する観光客を助けるという考えから建設されました。
2020年1月、サンワールド・バー・デン山KDLロープウェイのバー・デン駅は総面積が最大 10,959㎡で「世界最大のロープウェイ駅」としてギネス世界記録に認定された。
サン・ワールド・バー・デン山のロープウェイには二つのルートがあります。ヴァン・ソンルートは山麓から山頂まで長さ1,847mで、バー・デン山に登頂する乗客を乗せて行きます。ロープウェイに座って下を眺めると緑豊かな木々が茂るバー・デン山の谷の景色、タイ・ニンの平和な街全体を楽しむことができます。ほとんどの観光客はバー・デン山頂に足を踏み入れると、タイ・ニン省の人々の誇りとされている山頂の高さ986mのマイルストーンまで行きます。
観光客を魅了するこの山の次のハイライトは山頂にある高さ72mのタイ・ボ・ダ・ソン仏像で、170トン以上の赤銅で鋳造されています。アジア記録機構から「山の頂上にあるアジアで最も高い青銅の仏像」の記録を認定されました。さらに駅周辺、仏教美術ギャラリー、涼しい自然の景色、バー・デン山頂の新鮮な空気などは多くの観光客をバー・デン山頂の探訪に引き付けています。
全長約1,246メートルの78のゴンドラを備えた別のロープウェイはハン寺という名前のバー・デン山のバー寺スピリチュアルカルチャー群まで行きます。ロープウェイの車内から山上の寺院群の全貌を一望でき、その中には古くからの面影を残す古刹が多く、裏に建てられた華麗な建築物も見えます。ここの多くの寺院は土地の文化と歴史に関連しており、タイ・ニンの人々は巡礼と供物をするだけでなく、バー・デン山で最も重要なビア・バ祭りなどの特別な機会に多くの祭りや文化的活動を開催しています。
また、山腹に横たわる釈迦如来入滅像や重さ6トン、高さ3,5mの大紅鐘などは山頂に来ると必ず訪れる観光客の目的地となっています。
文:ソン・ギア
撮影:グエン・ルアン/ベトナムフォトジャーナル
訳者:ソン・タム・クエン
文:ソン・ギア 撮影:グエン・ルアン/ベトナムフォトジャーナル 訳者:ソン・タム・クエン